ネコのフンでコーヒー?「ジャコウネコ」が生産する高級なコーヒー豆とは

朝食の一杯に・目覚めの一杯に…という感じに大人になるとコーヒーを飲む方も多いかと思います。
香りがよく目もスッキリ冷めることで知られており、カップ片手にのんびりと過ごせばちょっと優雅な気分になったりもします。
今回はそんな「コーヒー」のお話をしていきたいと思います。
コーヒーとは?
コーヒーは、コーヒー豆と呼ばれる「コーヒーノキの種」を使って作る飲み物のことです。
見た目は真っ黒にも見えますが、光の加減で色味が変わって見えたりします。
苦いイメージもありますが「カフェオレ」など牛乳で割ることで様々な飲み物に変化することができるのもコーヒーの楽しい部分ですね。
コーヒーは、コーヒー豆を焙煎・粉砕したものを使用して入れます。
挽いたコーヒー豆をフィルターに入れて、上からお湯をかけることで抽出することができます。
コーヒーの淹れ方もたくさんのコツがあり、このお湯を入れる工程だけでも人によってこだわりがあります。
豆の種類・淹れ方など、コーヒーを淹れるまでの工程の違いで風味や味わいが変わっていくのも本当に面白いです。
コーヒー豆の種類
・ブルーマウンテン
・モカ
・ブラジル
・コロンビア など
コーヒー豆は産地などによってたくさんの種類があります。
有名なところだと「キリマンジャロ」や「ブルーマウンテン」などは聞いたことがある方も多いかもしれませんね。
コーヒーは「苦味」「酸味」「コク」「香り」などのバランスで好みが分かれます。
例えば、キリマンジャロは強い酸味とコクが特徴のコーヒーで、ブルーマウンテンは全体的にバランスが良く飲みやすいコーヒーとして知られています。
モカは、フルーツやチョコレートを想像するような酸味とコクがあるのが特徴です。
皆さんは、どのコーヒー豆がお好きでしょうか?
好みは人の数だけありますから「このコーヒー豆のここは好きだけど、これはこっちの方が…」というのもあるかもしれません。
好きな味のコーヒーが見つかるまで色々と飲み比べるのも楽しいですね。
ジャコウネコのフンで作るコーヒー
コーヒー豆はたくさんありますが、動物のフンから作るコーヒーがあるのを知っていますか?
コーヒー豆の中には「コピ・ルアク」という高級豆があります。
この豆はジャコウネコから採取される未消化のコーヒー豆で原産地はインドネシアです。
名前の「コピ」はインドネシア語で ”コーヒー” を意味しており、「ルアク」はジャコウネコのことを指すそうですよ。
ジャコウネコは「ネコ」と名につきますが、実際はイタチのような可愛らしい姿をしている生き物です。
コピ・ルアクは このジャコウネコにコーヒー豆を与えて、消化されずに排出されたコーヒーの生豆を ”2時間以内” に拾って洗浄・乾燥させるなどの工程を経て作られます。
2時間以上経ってしまうと豆が変質してしまうので採取がとても大変です。
味が気になってしまうところですが、スッキリとした味わいで他のコーヒーとは少し違った風味が楽しめるのだそうですよ。
ご機会がありましたら、ぜひ試してみてください。
最後に
今回はコーヒーについてお話ししました。
ジャコウネコの他にもゾウやサルなどでも似たようなものがあるようです。
コーヒー豆ではないコーヒーというと「たんぽぽコーヒー」なども有名ですね。
コーヒーはカフェインを多く含みますので飲みすぎはあまりよくありませんが、コーヒーがお好きな方にとっては癒しの時間になることもあります。
一日に飲む量は気にしつつ、目を覚ましたいとき・一息つきたいときなど自分の生活に合わせてコーヒーを楽しんでみてください。