時代で変わる照明!蛍光灯とLEDの違いとは

夕方になってもまだ明るさを感じることが増えてきました。
日が伸びているのを感じると季節が変わったのだなと実感しますね。
今回は「照明」のお話。
普段何気なく使っている照明の種類などについてお話していきたいと思います。
灯りを求める
人が生きていくために必要なものはアレこれありますが、「灯り」というのもその一つです。
暗い部屋よりも明るい部屋の方が安心することも多く、真夜中に暗い廊下を通ってトイレに行くのは寝ぼけていても怖いものですよね。
照明は、古くから色々な形で使用されてきました。
時代・国によって形状は違いますが、明るさを求めるのはいつの時代も変わらないようです。
照明の種類
◇灯籠(とうろう)
◇提灯(ちょうちん)
◇ろうそく
◇ランプ・ランタン(ガスランタン)
◇白熱電球
◇蛍光灯・HIDランプ
◇LED など
照明の種類は時代とともに変わり、今では環境問題や発光効率の良さから「LED照明」が使われることが増えてきました。
時代をさかのぼってみると、昔は木を燃やして使用する松明やオイルランプなどで灯りを確保していました。
屋内では陶器のような入れ物に油を入れて使用する「オイルランプ」を使うことが多かったようです。
もう少し時代が進むと日本で「提灯(ちょうちん)」と呼ばれる懐中電灯のように持ち運んで使用できる灯りが使われるようになります。
提灯は今でもお祭りやお墓参りなどで使用されることがありますね。
竹と和紙を使用して作られる独特な照明は、中にろうそくを立てて灯りを点けてみると独特な柔らかい灯りになってくれます。
提灯に描かれる柄などによっても雰囲気が変わるので、現代でも素敵な照明です。
油を使用して灯りを確保するところからガスに代わり、最終的には電気で灯りを灯すように変化していきました。
始めの頃は「白熱電球」と呼ばれる ”電気と言えばこのマーク” というようなよく見かける形の照明を使用していました。
徐々に電気の開発が進み「蛍光灯」が開発されると、夜遅くまで働くことが多い日本では広く浸透していったようです。
後に、環境への影響と発光時間の長さから「LED照明」が好まれるようになり、現代ではこのLED照明がよく使用されています。
蛍光灯とLEDの違い
蛍光灯:6,000時間~13,000時間
LED照明:40,000時間
部屋の照明で悩むときには「蛍光灯」と「LED」で悩む方も多いかと思います。
蛍光灯とLEDの違いは色々ありますが、わかりやすい所で言うと「寿命」です。
一般的な白熱電球や蛍光灯の寿命が「6,000時間~13,000時間」と言われているのに対し、LEDの寿命は「40,000時間」だと言われています。
またLED照明は消費電力も低く、虫が寄り付かない・衝撃に強く割れにくいなどの性質も持っています。
照明は年単位で使用することが多い物なので、長期的に見て使用しやすく安定して明るさを供給できるLED照明が好まれているようです。
おばあちゃんの家など古い家に行くと昔懐かしい白熱電球や蛍光灯を見る機会があり、少し薄暗い感じや点滅する様子などを見ると風情を感じることもあります。
普段使いをするならLEDが素敵ですが、用途によっては他の灯りを使用してみるのも面白いですね。
最後に
今回は「照明」についてお話ししました。
皆さんのお家ではどのような照明を使用していますでしょうか?
便利な家電も増えている現代なので電気を使う機会が多く、ぼんやりしていると当たり前のように家に灯りが灯せることに感謝することを忘れてしまいます。
ボタン一つで簡単に灯りをつけることができますが、灯り一つで気分が穏やかになったり癒されたりすることもありますのでもし機会があったら色々な照明を見て遊んでみてください。
でも、火を扱う際には「開けた場所」や「換気」を行いながら燃え移るもののそばでは行わないようにお気を付けくださいね。