ゲリラ豪雨とスコールは別物?急に降り注ぐ大雨の正体と対策

夏の風物詩のようにも見える急な雨が最近よく見られるようになりました。
雨が降った次の日に綺麗に晴れ渡る日が続くと、野菜や雑草が急成長してしまって生命力の強さに驚いてしまいますね。

今回は「ゲリラ豪雨」のお話。
これからの時期に多いゲリラ豪雨とスコールの違いなどをお話していきたいと思います。

ゲリラ豪雨とは

夏の夕暮れ…さっきまで晴れていたのに急にやってきた雨雲が広がって、バケツをひっくり返したような激しい雨が降る様子を見たことがある方も多いかと思います。

ゲリラ豪雨とは、短時間に狭い範囲で起こる激しい雨の事を指す言葉で「集中豪雨」の一つとされています。
正確な予想をすることが難しく ”突発的に起こる” 様子から軍事用語の「ゲリラ」に例えて ”ゲリラ豪雨” と呼ばれていますが、正式な気象用語ではないのだそうですよ。

なぜ起きる?

ゲリラ豪雨は、夏の強い日差しによって地表付近の空気が温められることから始まります。
温まった空気が上昇気流となり最終的には「積乱雲」を作り出します。
夏を象徴するような美しい積乱雲は雷雲(かみなりぐも)などとも呼ばれ「雷・雹(ひょう)」の発生源ともなるものですが、ゲリラ豪雨もこの積乱雲から生まれていきます。

発生した積乱雲はゲリラ豪雨と呼ばれる局地的な大雨を降らせますが、そのほとんどは1時間程度の短い時間で過ぎ去っていくのも特徴の一つです。

ゲリラ豪雨とスコールは違う?

ニュースを見ていると「スコール」という言葉を見たことがありませんか?
このスコールもゲリラ豪雨と同じように突発的に起こる雨風などのようなイメージで、同じものだと思っている方も多いかもしれませんが詳しく見てみると全然違うものです。

スコールは熱帯地方で見られることが多く「突発的に起こる強風」です。
豪雨・雷などを伴う場合もありますが、その最大の特徴で恐ろしい部分は ”短時間で起こる風速増加” になります。
世界気象機関(WMO)では「毎秒8m以上の風速増加を伴い、最大風速が11m/秒以上で、1分以上継続する」ものをスコールと定義しています。

ゲリラ豪雨は何が怖い?

◇河川の増水・氾濫
◇水圧によって退路を絶たれ逃げられなくなる

ゲリラ豪雨が起こると短時間で大量の雨が降り注ぎます。
大雨になると川の水が増水し堤防を通り越して氾濫したりすることも多く、川の様子を確認に出かけて流されてしまうといった事故もあります。
激しい雨が降り注いでいる時は気になっても川には近づかず、天気予報・ハザードマップを確認してもしもに備えることが大切です。

大雨は場合によっては、水量が増えることによって排水が許容量を超えてマンホールなどから溢れてしまうということもあります。
町の排水設備が十分に機能しなくなると道路に水が溜まり、水圧で自宅や自動車のドアが開かなくなってしまうなどの危険も増えてきますので雨と水量の増加状況をよく確認しながら避難準備を進めることも重要です。

天気予報をこまめにチェック

夏はお天気が変わりやすい季節でもあり、急な天候変化も多いです。
これから梅雨に入ると雨も増えてきますので、天気予報など情報はこまめにチェックしておくと安心ですよ。

国土交通省 防災情報提供センターのサイトでは「河川」の状況や「雨・雷」の情報を見ることができます。
見たい項目のリンクをクリックすると地図が開きますので、細かい情報をし入れたい時には確認してみるとわかりやすいです。

<参考>
お天気情報確認-国土交通省 防災情報提供センター
ハザードマップポータルサイト

最後に

今回は「ゲリラ豪雨」についてお話ししてみました。
夏はお天気が不安定な時期で、急に降ってくる雨に驚いてしまうことも多いです。
ですが、怖くなるほど薄暗く激しい雨の後に嘘みたいに綺麗に晴れる空を見ると…
ついさっきまでの憂鬱が、すっかり吹き飛んでしまうのですからあの空はズルい気がしてしまいますね。

暑い季節はお出かけされる方も増えるかと思いますが…
急なお天気の変化にお気をつけて、大雨になりそうな時には水場から離れるように少しだけ頭の片隅に置きながらお出かけを楽しんでみてください。

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