紅葉はいつ色づく?紅葉の意味と葉が色づく条件とは

日本には四季があります。
夏は目玉焼きが一瞬で完成しそうな暑さがあり、冬は地域によって家が埋まるほどの雪が降り寒さの厳しい季節です。
日本の風物詩でもある桜が舞い、寒い冬が終わり温かさが帰ってくる時期が春。
葉の色が変化し美味しい作物をたくさん実らせて、厳しい暑さから寒い季節へと切り替わっていくのが秋。
一年のうちで様々な気候の変化があるので体は対応していくのが大変なこともありますが、季節で移り変わる風景を眺めることができるのはとても幸せな経験ですね。
今回は「紅葉」のお話。
秋になったら見に行きたくなる紅葉についてお話していきたいと思います。
葉の色づく季節
秋になると、木々の葉の色が夏の「新緑」から「赤」や「黄」に変化していきます。
その姿はとても美しく目が覚めるような元気な緑とはまた違った、どこか落ち着くような雰囲気を持った色合いになります。
紅葉とは、落葉広葉樹の葉が散る前に起こる葉の色づく現象のことです。
赤く色づく場合には「紅葉(こうよう)」、黄色に色づく場合には「黄葉(おうよう)」と呼ばれているのです。
紅葉には他にも読み方があり、「紅葉」と書いて ”もみじ” と読むこともあります。
これは平安時代頃に使われていた「もみづ」という言葉から来ているもので、”紅葉・黄葉する様子” を意味する言葉として知られています。
日本では秋になると紅葉を鑑賞して楽しむ「紅葉狩り」というものもあります。
近年では、気候の変化の関係で紅葉の見れるタイミングが難しくなってきましたが、一面に広がる紅葉というのはいつ見ても素晴らしい光景ですね。
紅葉はいつ?
◇最低気温8℃以下
◇昼夜の温度差が激しい など
紅葉は早いところだと9月頃から見られます。
今年は天候の変化の激しい夏でしたので、これからの温度変化によっては早めに見られる地域もあるかもしれませんね。
9月下旬から10月にかけて紅葉するというところも多いので、紅葉狩り計画は10月頃を目安に立ててみるのが良いかと思います。
木々の葉が紅葉・黄葉するには「最低気温8℃以下」で「昼夜の温度差が激しい」などの条件が揃うと一気に葉が色づくことが多いのだそうです。
まだまだ二桁の気温が多いですが、最低気温が8℃より低くなり始めたら紅葉状況をチェックしてみるのがおすすめですよ。
紅葉は最低気温が8℃を下回る環境が続くと進んでいき、3週間ほどで綺麗に色づくと言われています。
標高が高い山だと100mで0.6℃ほど下がるとも言われていますので、行きたい紅葉スポットの標高や気温をチェックしていくと紅葉予想が立ちやすいかもしれません。
検索で「紅葉 2022」などと検索しても、様々なサイトで紅葉情報を確認することができます。
現在の状況などを記載しているサイトもあるので、Instagram・TwitterなどのSNSの情報と合わせて確認することでより紅葉を外しづらくなるかと思います。
季節のものは最新情報がとても大切です。
お出かけするだけでも楽しくなってしまいそうですが、せっかくなのでしっかり情報を集めて美しい紅葉を見られるように準備してみてください。
最後に
今回は「紅葉」についてお話していきました。
季節の植物は見るだけで癒されてしまうことも多いです。
これからまた気温が変わりバテてしまう方もいるかもしれませんが、疲れた時こそゆっくり景色を眺めて癒される時間も大切になってきます。
お出かけの際には人ごみをなるべく避けて、しっかりとマスクをして感染症対策もしつつ、ぜひこの時期ならではの風景に癒されながらゆっくり過ごしてみてください。