家の敷地内に祠?家を守る神様を祀る祠と屋敷まつり

涼しさを通り越して冷たい雨が降ることもあり、朝晩は冷え込むことが増えましたね。
体調を崩しやすい時期ですので、服装等にはお気を付けください。

過ごしやすい空気になると庭に出たりするのも楽しくなります。
この連休でお庭整備をしたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんなお庭にあるかもしれない ”謎の祠” のお話。
「屋敷神・屋敷稲荷」についてお話していきたいと思います。

家の庭に祠?

皆さんの家のお庭には何が置いてありますか?
マンション・アパートなどで暮らす方も増えている現代なので「庭なんてない」って方も多いかもしれませんが、実家・親戚の家や友人の家のものであれば一度は見たことがあるのではないでしょうか。

綺麗に花が植えてあったり、畑・駐車場…
芝を植えて家族で過ごせる空間を作っている方もいるかもしれませんね。

そんな人によって風景が様変わりする庭。
その庭の一角で ”謎の祠” を見たことはありませんか?
お父さんやお母さんが綺麗に整備して、ある時期になるとサンマをお供えに行く…あの祠です。

あの謎の祠は「屋敷神」という土地を守護する神様を祀るための祠です。
先祖などの亡くなった方の ”魂は山へ向かう” という考えから、近くの山林に祠を設けたことが起源となり広まったのではないかと言われています。

祀られる神様の名称は地域によって変わり、「屋敷神(やしきがみ)」「屋敷稲荷(やしきいなり)」「ウチガミ」「ウジガミ」などの名称があります。
特に ”稲荷” と呼ぶ地域は多いようですね。

屋敷祭り

◇屋敷祭りの日 —————————-
・旧暦2月(新暦2月下旬~4月上旬頃)
・旧暦の10月(10月下旬~12月上旬頃)
・旧暦11月(11月下旬~1月上旬頃)

◇屋敷祭りのお供え物 ——————
・お赤飯
・油揚げ
・お神酒
・水
・果物
・お菓子
・頭と尾の付いた魚(イワシ・サンマなど)
※日時やお供え物には地域差があります。

屋敷神を祀る日は「屋敷祭り」とも呼ばれ、春と秋に行われます。
春は旧暦2月(新暦2月下旬~4月上旬頃)、秋は旧暦の10月・11月(10月下旬~12月上旬頃・11月下旬~1月上旬頃)に行われることが多いです。

屋敷祭りの呼称や内容は地域によって様々ですが、日没頃に「お赤飯・油揚げ・お神酒」などをお供えして家を守ってくださっていることに感謝する風習があります。
お供えとして「果物」や「頭と尾の付いた魚(イワシ・サンマ)」をお供えすることもあり、お赤飯を家族全員に一口ずつ頂いたりもします。

そして、その日の夕食には「お赤飯」や「けんちん汁」を食べるなど夕方から夜にかけて屋敷祭りの風習は続きます。

皆さんの住んでいる地域では、どのような屋敷祭りの風習がありますか?
家は私たちが帰る場所であり、安心を得られる特別な場所です。
古くからある風習ではありますが、伝える方がいなかったりすると忘れられてしまう風習でもあります。

忙しい日々ではありますが何かに感謝をしたりしてみると少し良いことをした気分になり、気分も不思議と前向きになります。
忙しい日々ではありますが、ふと思い立った時に当たり前にそばにあるものに感謝を伝える日として行事に習ってみるのも素敵かもしれませんよ。

<参考>
屋敷まつり-群馬県HP
民家園内配布リーフレット「あるじでえ」No.20-世田谷区HP

最後に

今回は家の庭にある「謎の祠」についてお話していきました。
様々な物に感謝し、祀ったり願いをかける風習というものが現代でもたくさん残っています。

「そう言えば、子供の頃に聞いたことあるな…」と昔の記憶を呼び起こしてみるのも楽しいものですね。
そろそろサンマも美味しい時期になり、屋敷祭りの準備を考える方も増えてくるかもしれません。

実家やおばあちゃんの家に祠があったら、サンマやお赤飯を片手に感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

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