冬が旬の「ほうれん草」の歴史と種類で変わる調理方法とは

家庭菜園などで作れる野菜が多く賑わうのは「夏」というイメージがあり、寒くなると育てられる野菜たちが少なくなっていく印象があります。
それでも屋内やハウスで育てられる野菜たちもあり、寒く厳しい季節でもたくさんの野菜たちに出会えるのはとても幸せなことですね。

今回は冬に旬を迎える野菜の中から「ほうれん草」についてお話していきたいと思います。

ほうれん草とは?

「ほうれん草」というと、皆さんはどんなことを思い浮かべますか?
冬野菜であり、緑黄色野菜。
栄養価が高く鉄分が摂れる…なんてところがよく知られているところかもしれません。

ほうれん草は「ナデシコ目・ヒユ科・アカザ亜科・ホウレンソウ属」という “目” とか “科” とかが色々あって長い感じになっています。
「ナデシコ」と聞くとピンク等の鮮やかな花を咲かせるナデシコを想像しますが、このナデシコもナデシコ目に分類されていますよ。

カボチャ・ニンジンと同じ「緑黄色野菜」の代表的な野菜の一つで、ビタミン(ビタミンC・ビタミンE等)や鉄分・葉酸・ミネラル分も豊富に含むため栄養価の高い食材として知られています。

ほうれん草の歴史

ほうれん草の原産国には諸説あり、西アジア・中央アジアなど様々ですが、西アジアにあたる「ペルシア地方(現在のイラン)」が原産地ではないかというお話が残っています。

日本には中国から江戸時代頃に伝わったと言われていて…
この時に伝わったのが「東洋種(とうようしゅ)」、後にアメリカから「西洋種(せいようしゅ)」が伝わりましたが当時は東洋種のほうが好まれ広まっていったのだとか。

近年では “東洋種” と “西洋種” をかけあわせた品種のほうれん草も栽培されています。

〈参考〉
ほうれん草について-農林水産省

名前の由来

「ほうれん草」という名前は “菠薐草” と書き、この「菠薐」は中国語で “ポーリン” や “ホリン” といった発音で読まれます。
日本語の「ほうれん草」という呼び方は、ここから発展したものだと言われていますよ。

また「菠薐」は中国語でほうれん草の原産地である “ペルシア” のことを指しており、「ペルシアの草」という意味で菠薐草と呼ばれているのだとか。
ほうれん草には当て字として「法蓮草」「鳳蓮草」と書くこともありますが、どれも表記として間違ったものではないとされています。

ほうれん草の種類

▼東洋種
根が赤く葉の切れ込みが深い。
アクが少なく、葉が柔らかく甘いのが特徴。
お浸しなどでも美味しい。
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▼西洋種
アクが強く、厚く丸い葉が特徴。
スープや炒めものなどの加熱料理向き。
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▼交配種
東洋種と西洋種をかけあわせたもの。
アクが少なく、甘みがある。
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▼赤茎種
アクが少なく、葉脈が赤いのが特徴。
サラダなどに向く。

ほうれん草の品種は大まかには「東洋種」と「西洋種」があります。
東洋種はアクが少ないためさっと茹でて御浸しなどで食べても美味しいのが特徴ですが、西洋種はアクは強いものの丸みを帯びた厚い葉が特徴でスープや炒め物などの加熱調理をして頂く料理に適しています。

この2つのいいとこ取りをしているのが「交配種」と呼ばれるもので、アクが少なく甘みもあるためお浸し・バターソテーでも美味しいですが、お浸しなどにする場合には下茹でして軽くアク抜きをしておくのがおすすめです。

ほうれん草の旬は「冬」
種をまく時期(3月〜5月 / 9月〜10月等)によって収穫時期は変わりますが、11月〜2月頃に収穫されて出回ることが多いです。
春に種をまいたものなら5月〜6月頃に収穫となります。

栄養満点で使い勝手も良い食材なので、ぜひスーパーで見かけたら購入して晩ごはんのお供に加えてみてください。

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