成人の日はいつ?成人の日の由来と成人年齢の変化

新しい年になって1週間。
忙しかった年末年始が終わってお正月になり、まったりした気分からいつもの日常へ気持ちが切り替わってくる季節となりました。
お正月は満喫出来ましたか?
お正月お仕事で忙しかったという方は、美味しいものをたくさん食べられたでしょうか。
生活スタイルは個人個人で変わりますが、自分に合った形でお正月を満喫できていたら良いなと思います。
今回はお正月後に初めてやってくるイベント「成人の日」についてお話していきたいと思います。
子供から大人へ
1月になると子供が大人への階段をまた一歩上り、社会に大人として認識されるようになる日というのがあります。
それが「成人の日」です。
成人の日は国民の祝日の一つで “1月の第2月曜日” に定められています。
元々は1月15日に定められていた祝日でしたが、「ハッピーマンデー制度」という祝日の日を特定の月曜日に移動する制度の導入に伴って日付が変更となりました。
成人の日の由来
成人式は古くに行われていた「元服(げんぷく)」と「裳着(もぎ)」と呼ばれる儀式が由来だと言われています。
元服は15歳前後の男性が行う成人の儀のことで、「元」は “首” を「服」は “冠” を意味した言葉となっています。
この儀式では髪型や服装を大人と同じような形に改めたり、幼名から実名・新たな名前に変更するなど様々な風習がありました。
元服を行う年齢には幅があり、場合によっては20歳のこともあったのだそうですよ。
裳着は元服の女性バージョンで、12~13歳頃に行う成人の儀のことです。
その名の通り「裳(も)」と呼ばれる巻きスカートのような形状の衣類を着用する儀式となっていて、結婚前の吉日に行われていたようです。
成人年齢は18歳?
成人と言えば「20歳」というイメージがありますが、この年齢が変更になったのを知っていますか?
2022年の4月から成人の年齢が引き下げられ「20歳」から「18歳」へと引き下げになりました。
“飲酒・喫煙・競馬” などは今までと変わらず20歳以上にならなければできませんが、アパート・携帯電話などのさまざま契約や結婚などは18歳でもすることができるようになりました。
成人の日に成人式?
成人の日が近づくと「成人式」という言葉をよく聞くようになります。
これは新成人を祝うための式になっており、時期的に寒空の下ではあるものの鮮やかな振袖に身を包み式典に望む姿はとても素敵です。
成人式の開催日は必ずしも成人の日という訳ではなく、地域などによって開催する日はかなり変わってきます。
1月は天候の影響や受験・就職など様々な生活環境の変化がある季節なので、式に参加するというのは難しいという方も多くなります。
その為、成人の日に関わらず各自治体によってゴールデンウィークや夏休みなどに行われることもあるそうですよ。
晴の日のお祝い、式と言うだけあって式典は真面目なものですがいつもとは違う装いに少しだけワクワクした気分にもなるものです。
成人式の準備は何かと大変ですが、一生に1度のイベント。
成人式は、お子さんの成長を改めて感じることの出来る…そんな節目のイベントとなっていますね。
最後に
今回は「成人の日」についてお話していきました。
皆さんは成人式の思い出は何かありますか?
寒空の下…慣れない衣装に身を包みながらも、これから新しく始まる何かに少し期待をしながら式に挑んだ方も多いのではないでしょうか。
成人は節目の年。
大人になってから昔を振り返った時に思い出すことも多い年かもしれません。
寒い季節ですのでぜひ暖かい格好をしながら、不安なことも楽しみなこともたくさん抱えたまま大人への素敵な一歩を踏み出してみてください。